2006年01月21日

穴埋め1級 金融商品会計基準「問題7」

(問題)
次の文章の空欄に当てはまる語句を記入しなさい。
なお、空欄の大きさは、該当する文字数に比例しません。

金融資産又は金融負債がその消滅の認識要件を満たした場合には、当該金融資産又は金融負債の消滅を認識するとともに、( ア )とその対価としての受払額との差額を( イ )として処理する。

金融資産又は金融負債の一部がその消滅の認識要件を満たした場合には、当該部分の消滅を認識するとともに、消滅部分の帳簿価額とその対価としての受払額との差額を当期の損益として処理する。
消滅部分の帳簿価額は、当該金融資産又は金融負債全体の時価に対する消滅部分と残存部分の時価の比率により当該金融資産又は金融負債全体の帳簿価額を按分して計算する。
金融資産又は金融負債の消滅に伴って新たな金融資産又は金融負債が発生した場合には、当該金融資産又は金融負債は時価により計上する。

(解答)
ア 帳簿価額
イ 当期の損益


(解説)
金融商品会計基準 第二 二 3 からの出題です。
金融資産及び負債の消滅の認識に係る会計処理に関する規定です。

金融資産(負債)の消滅を認識する場合には、帳簿価額と対価との差額は、当期の損益とします。
金融資産(負債)の一部が消滅した場合には、消滅部分の帳簿価額は、消滅部分と残存部分の時価比で按分して計算することになります。
また、金融資産(負債)の消滅に伴って新たな金融資産(負債)が発生した場合には、時価により計上することとされます。

今、このことを手形割引を例にとって考えてみましょう。

(例)額面=取得金額100円 割引料10円 保証債務5円

(借)現金預金  90 受取手形100
   手形売却損 10
   保証債務費用 5 保証債務  5

手形割引は、手形の売却ですので、受取手形という金融資産の消滅を認識します(貸方・受取手形)。
対価90と帳簿価額100の差額は、手形売却損として処理します。
金融資産(受取手形)の消滅に伴って新たな金融負債(保証債務)が発生していますので、これを時価で計上します。

もっとも、対価を現金預金90−保証債務5=85と考えれば、次のような仕訳と考える方が合理的かもしれません。

(借)現金預金  90 受取手形100
   手形売却損 15 保証債務  5


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