2005年10月23日

簿記1級(会計学)問題3

次の文章の正否を○×の符合で示しなさい。

(1)税法上、寄付金の損金算入限度額を超過する金額は、一時差異として、税効果会計の対象となる。

(2)棚卸資産の取得原価に、引取費用、関税は含めてもよいが、買入事務費、移管費、保管費等の内部副費を含めることはできない。

(3)オペレーティング・リース取引を行った場合には、通常の売買取引を行った場合と同様の会計処理を行う。

(解答)
(1)×
(2)×
(3)×


(解説)
(1)寄付金の損金算入限度額を超過する金額(損金算入限度超過額)は、永久差異で、税効果会計の対象とはなりません。
なお、永久差異には、寄付金のほかに、交際費(損金不算入)、受取配当(益金不算入)、罰科金(損金不算入)等があります。
一次差異よりも永久差異の方が種類が少ないので、この4つくらいは覚えておきたいところです。
税理士試験 簿記論 講師日記「一時差異と永久差異」参照

(2)買入事務費、移管費、保管費等の内部副費も原則として、棚卸資産の取得原価に含めます。
「企業会計原則 貸借対照表原則五A」、「同注解 注1」参照

(3)オペレーティング・リース取引を行った場合には、通常の賃貸借処理と同様の会計処理を行うことになります。
「リース取引に係る会計基準 四」参照
税理士試験 簿記論 講師日記「オペレーティング・リース」参照


posted by 1級講師 at 15:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 会計学(○×計算編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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