2005年11月17日

簿記1級(会計学・理論編)問題5

(問題)
次の文章の正否を○×の符合で示しなさい。

(1)会計方針とは、企業が貸借対照表および損益計算書の作成にあたって、その財政状態および経営成績を正しく示すために採用した会計処理の原則および手続きならびに表示の方法をいい、その重要なものは、原則として財務諸表に注記しなければならない。

(2)特別損失に属する項目には、固定資産売却損益などの臨時損益と過年度における減価償却費の過不足修正額などの前期損益修正が含まれる。

(3)会社は事務所建物につき、火災保険をつける代わりに、火災が発生したときに生ずる損失に備えて、毎年保険料に相当する金額を引当金に繰入れることも認められる。

(解答)
(1)○
(2)○
(3)×


(解説)
(1)「企業会計原則 注解1の2」参照

(2)「企業会計原則 注解12」参照

(3)発生の可能性の低い偶発事象に係る引当金を設定することはできません。
「企業会計原則 注解18」参照
posted by 1級講師 at 21:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 会計学(○×理論編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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